スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


スポンサー広告--/--/--(--)--:--

クーリエ・ジャポン4月号

COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2008年 04月号 [雑誌]COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2008年 04月号 [雑誌]
(2008/03/10)
不明

商品詳細を見る

3月10日に発売になったクーリエ・ジャポンの特集記事の翻訳をしました。今回は特集記事だったので全訳です。バグダッドでアメリカ軍の通訳をしているイラク人の日常についての記事です。
何とも言えず重い気持ちになります。何のための戦争なのだろうか。人間の価値とは何なのか。戦争という大義名分があれば人はここまで卑劣になれるものなのか。本当にいろいろ考えさせられる記事でした。

数人の戦争通訳者に直接付添い、インタビューしたルポです。ぜひ載せてほしい記事でもあったので、全訳することができてとても嬉しいです。事実をそのまま書き連ねてあるのですが、多くの問題提起を読者にしていると思います。

クーリエの内容が気に入り、クーリエの翻訳ができれば嬉しいと思い、2年前から通読と翻訳を始めたのですが、一時、私から見るととても掲載記事の質が下がったと思える時がありました。読者の受けを狙って、読者の顔色をうかがいながら選んでいるような……。売れないと雑誌は存続しないので、ある意味では仕方ないことなのかもしれないし、このような傾向は日本だけではなく、ドイツやフランス・イギリスなどのヨーロッパ先進諸国にも起こっていることらしいです。でも、やはり昔のあのクーリエが好きで購読してくれていた読者にとってはきっと失望だったと思います。私もなんとなく初めのころのやる気も失せ、このまま質が落ちてしまうのだろうか嘆いたときもありました。
でも、ここ数か月のクーリエを見ると、また昔のクーリエに戻りつつあります。

先月号にもワルシャワの摩天楼についての記事の抄訳が出ました。こちらはもっと長い記事だったのですが大きく短縮した形になりました。でも、あの記事はあの程度の長さで軽く情報だけを知らせるにとどめて良い記事だったと思います。逆に今回の記事は抄訳ではなく、全訳で掲載してほしかったものなので、本当に希望がかなったという感じです。

スポンサーサイト

テーマ:雑誌│ジャンル:本・雑誌
クーリエ・ジャポン | コメント(0) | トラックバック(0)2008/03/14(金)21:20

いろいろ

お久しぶりです。年が明けてからいろいろありながら、何となく書かずにいました。思い出すことだけさらっと箇条書きで。

*息子と落語を見に行きました。息子は「笑点」が大好き。寄席にも行ってみたい、と言うので浅草演劇ホールの切符をヤフオクで買い一緒に行ったのです。何しろ4時半ごろから始まり、終わるのは9時過ぎ。一度退場したら再入場はできないというので、息子が飽きて嫌になったら帰ろうと思っていたのです。なのに、なんと最後までご機嫌で聞いていました!満席だったので、1つたまたま空いた席に息子に座らせると、何やら隣に座っていたおばあさんと仲良げにおしゃべりしながら楽しんでおりました。客席はお年寄りがほとんど。でも、あの雰囲気、いいですね。また聞きに行きたいです。

*1月に仕事で金原ひとみさんにインタビューしたので、金原さんの本をすべて読みました。『蛇にピアス』は芥川賞を受賞してすぐに読んだのですが、その時の印象は、特に文章が素晴らしいとか美しいとかいうわけではないけれど、読後になにかとっても強い印象が残る本、というものでした。それが彼女の文章力でもあり才能なのかもしれない、と思ったのです。でも、その後の数作を続けて読むと、それはちょっと違うかも、という気がしました。彼女の本はどれもすごく似ていて、自分の狭い世界の中から飛び出すことがないように思えたのです。自分の世界の中で完結している。そこをぐるぐる回っているから、どの本も同じように思えてしまうのではないかと。
すごい作家になると続けていくらでも作品を書けるのかもしれません。でも、それは本当に奇才で、実際にはそんなことができる人はそう多くはないのでは、と思うのです。数をこなすのではなく、もっとじっくりと良い作品だけを世の中に出してほしいと思うけれど、それでは食べていけないし、出版社や編集者の圧力もあるでしょうし、難しいのかもしれません。

*2月末にスキーに行きました。いつもは日帰りで近場のスキー場に行くことが多いのですが、今回は日本に住むポーランド人の家族3組と一緒に総勢16人で2台の車をレンタルしていきました。楽しかった!!貸別荘に泊まり、朝から晩までスキーをし、夜は温泉、そして風呂あがりのビール。3泊4日だったんだけど、あまりに楽しくて別世界のような数日を過ごしたので、帰ってきて現実に戻るのが大変でした。

*2月からポーランド大使館でポーランド人の子供のための学校が始まりました。学校と言っても隔週土曜日に2時間だけ。在日ポーランド人も増え、親の切なる要望が聞き入れられてのことです。息子のように日本人とポーランド人のハーフの子がほとんど。ハーフだったらバイリンガルで当然、と思われがちですが、実際にはバイリンガルになる方が少ない、と周りを見ていて思います。ポーランド人とのハーフでも、ほとんどポーランド語を話せない子も多いし、話せても書けない読めない、というのは大半です。息子は生まれも育ちも日本でありながら、自分はポーランド人だという意識も強く、それを誇りにも思っています。それも助けてか、今のところバイリンガルです。
先日、取材で教育の専門家、汐見稔幸氏に子供のころから外国語を学ばせることについて尋ねたのですが、その時言われたのは「子供はどうしてもその言語を使わないといけないという必然性があればすぐにその言葉を覚えてしまうけど、それがない場合は、いくら英語の学校などに通わせても成果はあまり期待できない」とのことでした。確かにそうなのかもしれません。我が家の個人的な例についてきいてみると、どうやら幼稚園に上がるまで家でポーランド語しか使っていなかったのが良かったのだろうということでした。今は、私と息子が話す言語は8:2で日本語の方が優勢なのですが、途中でどちらかがポーランド語に変わっても何の違和感もありません。私の中では、バイリンガルに育てようというより、ポーランドの両親や義妹たちと直接話ができないというのは、お互いにとっても寂しいことだから、なんとかそれだけは回避したいという気持ちだったのです。でも、息子は喜んでポーランド語を話してくれるし、それを恥ずかしがるどころか、友達や先生にも教えるほど誇りに思っていてくれることをとっても嬉しく思います。

*今年に入ってから本を結構たくさん読んだのですが、その中で最も衝撃的だったのがスーザン・フォワードの『毒になる親』でした。すごいタイトルに惹かれて、私は息子の毒になっていないだろうかという一抹の不安もあり買ったのですが、期待通りのとても良い本でした。親の毒性についてたくさん例を挙げて書かれていますが、自分の過去を振り返る機会にもなりました。あまりに重く心にのしかかって数日は頭から離れないほど、私にとっては大きな衝撃でした。自分の親との関係を見つめなおすためにも、そして、自分自身が親である場合はそれを次の世代に引き継がないためにも、是非是非多くの人に読んでもらいたい本です。

毒になる親―一生苦しむ子供 (講談社プラスアルファ文庫)毒になる親―一生苦しむ子供 (講談社プラスアルファ文庫)
(2001/10)
スーザン フォワード

商品詳細を見る


そんなわけで印象に残っていることだけ。
暖かくなってきましたね。私は寒いのが苦手。春が来ると何かを始めたくなるし、やる気も沸々とこみあげてきます。

テーマ:日記│ジャンル:日記
日常 | コメント(0) | トラックバック(0)2008/03/13(木)09:41

«  | HOME |  »


プロフィール

雨月更紗

Author:雨月更紗
ポーランド人の夫と12歳の息子の3人暮らし。


メールはこちら

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

フリーエリア

ブログ内検索


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。