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リシャルド・カプシチンスキの死

ポーランドの旅行家・ジャーナリスト・作家のリシャルド・カプシチンスキが23日に亡くなった。 ポーランドの新聞では第1面で報道され、特集にまでなった。 彼の書く旅行記はどれも温かみがあり、国や民族・文化の違いにふれながらも、そこに壁はまったく感じられない。すべての人に対し、気持ちを開放するカプシチンスキだからこそ、あのような世界が書けたのだと思う。 1731.jpg

追悼の意をこめて、たまたま家にあった「Ten Inny」を読み始めた。彼の講義を集めたものだが「違う人」「他人」ということについての洞察が鋭い。無意識に使っている「他人」とか「他の人」「違う人」という言葉が、実際に自分の頭の中でどのようにグループ化されていて、いつの間にか疎外しているかを改めて感じさせられる。

彼はこれらの言葉に対して意識的だったからこそ様々な国の多様な文化の中で、その国の人々を知り、その人たちの中に入っていけたのだと思う。

もう彼の新たな旅行記が読めなくなると思うと残念だ。

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思うこと | コメント(0) | トラックバック(0)2007/01/28(日)07:32

愛国心

COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2007年 2/1号 [雑誌] COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2007年 2/1号 [雑誌]
(2007/01/18)
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昨日発売になったクーリエ・ジャポンの「『愛国心』宣伝してます」の記事の選択と要約をしました。

EUによりヨーロッパは1つとなり、ビジネスにおいても旅行においても行き来しやすくなりました。でもそれによる弊害があることも確かです。
一国の中で開発が進んだ地域と過疎化している地域があるように、EUの国の中にも同様の現象が見られるのです。ポーランドでは人口の流出、特に若者の国外流出が激しく、働き盛りの有能な若者が減っています。また、医師の労働環境が非常に悪いことから、有能な医師はドイツやイギリスに流れ、医師不足に悩んでいます。

国民を引き止めておくものは愛国心だけではないし、愛国心を育てるにはそれだけの魅力がその国になければ難しいことなのかもしれません。こんな愛国心の宣伝なんて、と思ってしまいがちですが、それだけポーランド人の国外流出が深刻だからこそ出てきたものとも言えると思います。

そのほかにもchitchatでも2つ記事が採用されました。


クーリエ・ジャポン | コメント(0) | トラックバック(0)2007/01/19(金)09:05

今年もどうぞよろしく

あっという間に年が明け、もう13日です。
今年もぼちぼち書いていこうと思っていますので、どうぞよろしくお願いします。

年末年始はあっという間でしたが、とってものんびりできました。年末から年始にかけて、村上春樹のポーランド語訳をやっている友達(ポーランド人)とご主人(アメリカ人)と息子(11歳)が1週間ぐらい泊まりに来ました。

我が家は3人も普通に泊められるほど大きくないので、マットに寝袋というキャンプのような状態での1週間。結構楽しかったし、それほど窮屈でもありませんでした。お互い気を遣わないせいか、疲れることもなく、いろんなおしゃべりをし、食べ、散歩をし、食べ、とぐうたらだけど、楽しい1週間でした。

彼女はすでに村上の作品を6冊も訳しており、25日には「海辺のカフカ」も出版される予定。日本語面での翻訳の手伝いをいつもスカイプでやっているのですが、彼女の翻訳の姿勢から勉強になることは多いです。言葉に対する意識が研ぎ澄まされていて、本当にわずかな言葉のニュアンス、表現の違いもきちんと区別し、訳に反映させていきます。
翻訳をやっていると、言葉には敏感になるし、微妙な表現の違いなども気になるようになりますが、彼女はその点で、とても優れていると思います。

世界は村上春樹をどう読むか 世界は村上春樹をどう読むか
国際交流基金 (2006/10)
文藝春秋

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彼女は、今発売されている「世界は村上春樹をどう読むか」にも登場しており、彼女について書かれている部分の原稿の手伝いをしたことから、本をプレゼントしてくれました。

まだ、途中までしか読んでいないのですが……村上春樹って、そんなにすごい作家なんだ~と。各国での読者の反応は、面白いけど、彼の作品に対する評は、評ばかりが先行しているのでは、と思ってしまう部分も。

さてさて、そんなわけでのんびりしすぎ、仕事その他でエンジンがかかり始めたのは、息子の学校が始まった9日ぐらいからでした。



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日常 | コメント(0) | トラックバック(1)2007/01/13(土)10:44

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雨月更紗

Author:雨月更紗
ポーランド人の夫と12歳の息子の3人暮らし。


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