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ホロコーストを生きのびて

今日、22時からNHK総合で放映される「ホロコーストを生きのびて」のポーランド語の映像翻訳をやりました。
よかったら見てみてください。
とりあえず、お知らせまで。

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仕事 | コメント(0) | トラックバック(0)2010/08/10(火)13:20

仕事の値段

翻訳の仕事をしている人のなかには私と同じように感じている人がとっても多いのではないか、と思いますが、はっきり言って翻訳の仕事って大変な割に報酬が非常に抑えられていると思います。一応希少言語扱いされているポーランド語でさえそうなので、翻訳者人口の多い英語などではもっと安いのではないかと思います。

翻訳というと1つの言語から別の言語への置き換え作業と思われがちだし、私もこの仕事を始めるまではそう思っていました。でも、実際には訳す内容を理解するために資料を読んだり、適切な言葉を選ぶために関連書を調べたり、その分野ではどのような文体で書かれているのかを知るために似通った文献を読んだり、それは手間の掛かる作業なのです。時にはひとつの言葉を選ぶのにすごく悩んだり、長時間かけていろいろ調べた挙句やっとその言葉の意味を知ることができたりすることだってあります。そこが人間がやる翻訳とコンピュータがやる翻訳の違いではないかと思います。

普通、翻訳料は訳後の字数やワード数で計算されるので、調べ物にかかった時間はまるで無視されることになります。短いものでも調べ物が多いとすごく時間がかかるので、時給に換算すると驚くような安価になってしまうことも。悲しくなるのでこういう時は時給のことは考えないようにしますが。

信頼のおけるエージェントさんは、利益のことばかりでなく翻訳者のことも考えて、原文の専門度や調査の必要性などを加味して翻訳料を設定してくださいますが、そういうエージェントさんに出会えることは本当にまれで、ほとんどの場合は安ければ安いほどよいといった考え方。

私はもうある程度経験もあるし、あまりに割の合わない仕事はしたくないので、ひどく安く設定されてしまうと、正直にその価格ではとてもできないと言って断ることにしています。でも、雰囲気的に非常に断りにくかったり、頼み倒されたり、相手が知り合いで断れなかったり、ということも結構あるのが実情。そういう時は仕方なく受けるのですが、いったん訳し始めたら自分の中では価格には関係なく自己ベストの訳をするように努めることにしています。知り合いのなかには価格により、または内容により適当に訳すかどうか使い分けるという人もいますが、私はそれはしません。

ときどき自分でも、内容的にも全然面白くないものだし、安いし、なんでこんなに私は真剣にやってしまっているんだろう?と思うこともあります。きっとそれをさせているのは、私の中の翻訳者としてのある種のプライドなのかな、と思っています。仕事として翻訳をし、自分でもポーランド語の翻訳者と言っている以上、自分のプライドに恥じない、少なくとも自己ベストの仕事をしなくてはいけない、と自分を叱咤する何かがそうさせているのだと思います。

報酬のことを考えれば、ほかの仕事をしたほうがずっと割がいいかも、とも思うけど、どうしてもこの仕事を止められないのは、やはり翻訳が好きだから。書いた人の意図、雰囲気を感じながらそれをできるだけ近い形で日本語で表現していく。読む人が訳文を読んだ時に、著者が原語で書いたものを感じ取れるようにしていく。そういう仕事が好きだからなのでしょう。永遠に続くであろう言葉の壁、表現力の壁、知識の壁にぶつかりながらも、自分の語学力や表現力、知識を磨き、興味の範囲を広げていくことが好きだから。これは「1つの言語を別の言語に移し替えるだけの作業」では絶対に得られない醍醐味だし、時間をかけて作り出した自分の訳だから得られる醍醐味なのだと思っています。

もう1つの喜びは、面白いものを伝えられること。自分がぜひ伝えたい、と思える内容のものであれば、たとえどんなに安い翻訳料でも訳したい、と思ってしまいます。自分が良いと思えるもの、ぜひ多くの人に読んでもらいたい、と思えるもの伝えられることは翻訳者冥利に尽きると思うからです。

テーマ:仕事│ジャンル:就職・お仕事
仕事 | コメント(0) | トラックバック(0)2008/12/11(木)14:27

少しずつ前進

私はもともと中・東欧の国際関係が専門で、今でもやはり興味があるのはこの分野です。
この分野に興味を持ち続けること20年!自分でも、こんなに長い間興味が持続しているのが不思議なくらいです。

Courrier Japonに載せる記事を選ぶのにポーランドの新聞や雑誌を読んでいても、やはり中東欧の国際関係に関する記事で面白いのがあると、つい興奮してしまうし、もっと深く知りたくなってきます。そして、面白い記事を見つけ、それを翻訳することができるのは、とても楽しいし、多くの人にもっと中東欧のことを知ってもらえるのも嬉しいです。

記事をいろいろ読み、内情がわかってくると、それについての自分の考えや、ニュースの裏に見え隠れする真実を探って、そのことについて書いてみたくなるものです。これはずっと前からいつかは絶対やってみたいことの1つでした。日本のメディアでは絶対に報道されないことを、現地のメディアが読めるからこそ知ることができる。現地の言語が理解できる者の特権だと思うのですが、それを日本の人たちにも知ってもらいたい、真実を知る喜びを分け合いたいという気持ちが、読んでいるとフツフツとわいてくるからです。

そんなことを思い続けていたら、ひょんなことからヨーロッパに住むビジネスマンを対象にしたWebニュースで、4週間に1度の割合でコラムを書かせていただけることになりました!
ビジネスマンを対象としているので、ポーランドの経済問題にスポットをあてた内容になるのですが、もちろん政治も自然とかかわってきます。

これまでは仕事柄、ポーランドメディアを読む時も、世界の記事に目が行くことが多かったのですが、これからはポーランドの政治だけでなく経済の記事を読む機会が増えそうです。もっとポーランドの現状について深く知りたいと思っていただけに、今回の仕事は一石二鳥でした。

会員制のサイトなので、全文は会員登録しないと読めないのですが、一部は読むことができます。下記のサイトの中にある「中東欧ズームイン」のなかで書いています。名前は本名で。今回は「中銀総裁と首相の対立」というテーマで書きました。よかったら覗いてみてください。

http://news.nna.jp/eu.html

テーマ:東欧│ジャンル:海外情報
仕事 | コメント(0) | トラックバック(0)2008/05/08(木)15:57

名刺

名刺を配ることってそんなにないが、それでも名刺が切れたので新たに増刷した。考えてみると今の名刺は私にとって4種類目。

1つ目は初めて就職した時に作ってもらったもの。
団体のロゴ・自分の名前・タイトル、すべてがやたらゴツゴツしていて大きく、それぞれが自己主張しているような名刺だった。国際団体だったので、裏面には英語でも印刷してあった。紙もツルツルして硬く、見た目はお世辞にも美しい名刺とは言えないものだったが、それでも初めて自分の名刺を手にし、どこか大人になったような気がして嬉しかった。

2つ目の名刺は転職したときに会社が作ってくれたもの。今度はかなり小ぶりで角も丸く、色もきなりできゃしゃな名刺だった。こちらも裏面は英語で印刷がしてあった。すべてがこぢんまりとまとまっており、前の名刺がひどかっただけに、この名刺にはかなり満足した。

3つ目の名刺はフリーになってから必要に迫られて作ったもの。何しろ急いで作ったため、デザインも少しは考えたものの、紙質などかなりいい加減に選んだ。社名がないので少なくとも肩書くらいと思い「ポーランド語翻訳・通訳・フリーライター」とたくさん並べた。途中から会う人によって「翻訳・通訳」用と「ライター」用とを使い分けるようになった。

4つ目が今の名刺。非常にシンプル。名前と住所・電話・携帯電話・メールアドレスそして私の名前の1文字を入れたはんこだけ。肩書きも入れなかった。その時によっていろんな仕事をするし、名刺を渡す相手も仕事関係の人だけではないし。そして、何よりも肩書きなんかなしで私を私として見てもらい、必要であれば名刺をあげた相手の人が何かメモすればいいかなと思ったから。

肩書きを取って見た目も気持ちもすっきりした。分類されていない自分がそこにはあった。紙もちぎり和紙を使ってみた。印刷したあと手でちぎっていく。ちぎり方が微妙に違うため、1枚1枚少し違った感じがする。
ちぎり和紙にすると決めたとき、夫は「えっ、こんな紙の名刺を仕事に使って大丈夫?」と言ったが、案外この受けがよかった。やはり目立つらしい。いろんな人から「いい名刺ですね」とか「ユニークな名刺ですね」と言われ満足。

たった1枚の名刺だけど、やはりそこには人柄が表れると思う。また、そこに人柄が出せればよいと思う。今の名刺が一番私にぴったりしているような気がする。


仕事 | コメント(0) | トラックバック(1)2007/03/05(月)14:20

翻訳という仕事

結局、息子の熱は1週間下がらず、大きい病院に紹介状をもらって、血液検査、レントゲンの結果、マイコプラズマ肺炎だとわかりました。来週も、引き続きお休みすることになり、今学期は学校に行かなくて終わることになるかも。
これまで病気なんてほとんどしたことなく、いつもすごく元気だったので、こんなに長い間熱や咳が続くと、きっと治るとわかっていても、ときどき不安になってしまいます。

「翻訳と言う仕事」というタイトルで、1ヶ月ぐらい前に実は、ブログに書いたのですが、ほとんど書き終わったときに、消えてしまいました。もう1度同じことを書く気になれず、でも、まったく書かないでいるのもなんとなく落ち着かず、再度書いてみることにします。

 かなり長いです。

>>続きを読む


仕事 | コメント(0) | トラックバック(0)2006/12/16(土)08:17

幸せな日々

ご無沙汰しております。
なんか仕事が急にとっても忙しくなってしまい、なかなか更新ができません。忙しくても友達に会ったりはしっかりしているので、それでまた一層忙しくなるという悪循環なのですが……。でも、両方楽しいので。

先週から新しく雑誌の企画と翻訳をすることになり、それで毎日ネットでポーランドの雑誌やら新聞を読んでおります。でも、大好きな雑誌なので、仕事をさせていただけることになったのは、本当に嬉しいです。しかも、編集の方たちもとっても良い雰囲気で、自由に意見を出し合える環境があるのが良いです。そんなわけで、忙しいけど毎日本当に楽しく、充実しています。

今年に入って、前からやってみたかった仕事がポンポンとレギュラーで2つもできることになり、信じられないくらい。
2つ共まだ始めて間もないので、何かと時間がかかってしまいますが、息子が春休みに入る前に軌道に乗せられれば、と思っています。

やりたいこと。あってもどこか思い切れなかったり、やってみようと思った矢先に不安が襲ってきたり。でも、きっと自分にできない仕事は来ないのだと思います。自分の力を信じて、自分の中で最高だと思えるものを作っていけば、何か道が見えてくるのではないか、と最近思います。


仕事 | コメント(0) | トラックバック(0)2006/02/28(火)08:12

もう2月になったんですね。
前に書いた「面白そうな仕事」をいただき、昨日の締め切りまで、ほとんどそればかりやっていました。まだ、公開されていないので、具体的に何なのかは後日お知らせしますが、昨日までの1週間、本当に楽しく充実していました。
ずっとずっと前から書きたいと思っていたテーマだったし、自分が本当に好きなこと、好きな作業なので、まったく苦にならないどころか、その世界にはまってしまったって感じです。

たったこれだけの原稿を書くのに、こんなに時間を費やしていたのでは、割に合わないところなのですが、とにかく楽しいんだからやめられない。ギャラもそんなによくないし、時給に直したら……考えないほうが良さそうです。
でも、仕事はお金だけじゃない。こんなに楽しい思いをして、その上お金までもらえる、と思うと得した気分。

本当に自分に合っているものが見えてきた気がします。て言うか再確認したような。
それは闇の渦の中からパッと抜け出し、海流にでも乗ったような感覚です。


仕事 | コメント(0) | トラックバック(0)2006/02/02(木)08:18

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雨月更紗

Author:雨月更紗
ポーランド人の夫と12歳の息子の3人暮らし。


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